タイに最高級のゴルフコースがあると聞き、取材に訪れたのが「ロビンスウッドGC」。バンコクから車で約1時間の場所に位置する、アジア屈指の超高級コースで、高級住宅の購入者に会員権が付与され、プレーできるのはメンバーとそのゲストのみ。国際学校なども併設された一大コミュニティ「レインウッド・パーク」の中にある。クラブハウスはもちろん、ロッカールームもラグジュアリーな造りで、到着した瞬間から特別感に包まれる。
コースはOBこそ少ないものの、池が巧みに絡み、グリーンは12フィート超と非常に速い。下りだとオーバーしてしまう場面があるほどで、アマチュアには手強いセッティングだ。さらに、オーガスタ・ナショナルGCでも採用されている土壌に送風・吸引を行う「サブエアシステム」を導入し、一年を通して最高のコンディションを維持しているというから驚きだ。
コース会員権は10年で350万タイバーツ(約1700万円)。キャディは1人のプレーヤーに1人付くなど、まさにゴルフ天国と呼べる環境だった。
◇タイは1人に付きキャディが1人
タイでは、ゴルファー1人に付きキャディが1人付くのが一般的。ボールをマークしてラインを読んでくれるほか、炎天下のグリーンで日傘を差してくれるサービスは、とてもありがたい。日本語が多少通じるのもうれしいが、タイのゴルフ用語を覚えると便利。真っすぐ=「トントン」、上り=「クン」などがある。
広大なレンジ、9Hのショートコース、巨大なアプローチ場……
贅沢過ぎる練習場はまさにゴルフ天国
会員権を購入したゴルファーにとって、最も魅力的なのが充実した練習施設だろう。まず驚かされるのが、300ヤードを超える広大なドライビングレンジ。しかも天然芝から打てるため、常に実戦を意識した練習ができる。さらに、ミドルアイアンまで打てる距離を備えたショートコースや、複数のグリーンを備えるアプローチ練習場もあり、練習し放題。1日中いても飽きることはなさそうだ。
ショートコースのみの会員権も販売されており、追加料金を支払えばキャディ付きでプレーできるという贅沢さも魅力である。
また、ブッチ・ハーモンを父に持つクロード・ハーモンⅢが主宰する「CH3ゴルフアカデミー」を併設。最新理論と最新機器を活用したレッスンを受けられる環境も整っている。
◇インターナショナルスクールを併設
広大なキャンパスにはスポーツ施設やゴルフ練習場を併設。タイ、欧米、中国など23か国から240人以上の生徒が在籍し、日本人は11人。2歳から17歳までが学んでいる。
◇高級住宅が販売されている
敷地内には高級住宅が数多く建ち並び、家具付きで販売されている。写真は4,500万タイバーツ(約2億1,900万円)の住宅。家具なしの物件も用意されているという。
コース会員権は日本円で約1700万円と夢のまた夢のような金額ではあるが、美しくも戦略性のあるコースに、広大なレンジやアプローチ練習場、豪華で居心地の良いクラブハウスなど、その金額に見合うだけの施設が完備されている。「ロビンスウッドGC」をゴルフ天国と呼ぶ理由が分かった気がした。
