クラブハウス内のコンペルームに場所を移してからもイベントは続く。比嘉とMCのトーク、ニアピン＆カップイン対決の表彰式、その後は比嘉が参加者1人1人にサインを書き、最後に記念撮影が行われた。比嘉は締めの挨拶でこう参加者たちに語りかけた。

「私自身、今季2020−21シーズンでは優勝することができずに、とても悔しいというか、ふがいなかったシーズンだったなと思っています。来年は優勝していい成績を挙げられるように、オフに頑張っていきたいと思いますし、また今日このように皆様とお話させていただいたり、お会いできたことが本当にすごく素敵な出会いだと思いますので、今日この場にいらっしゃる皆さん、私ももちろんそうですがチームトーヨーとして来年39試合一緒に戦っていただけたら、うれしいなと思います。またこのご縁を切らすことなく、来年も皆様とお会い出来たらいいなと思いますし、今後ともよろしくお願いいたします！」（比嘉）

レッスン会から最後の記念撮影まで、終始和やかで暖かな雰囲気の中で行なわれたこのドリームレッスン会。ニアピンのカップイン対決で大活躍だった高山さんも、2つの賞品を獲得し笑顔。「レッスンしていただいて、ドライバーの球が左右に散るのが少なくなりました。プロに会えて、その上レッスンまでしていただいて感激です！」と忘れられない1日になったようだった。

コースを後にする直前、比嘉にこの日の感想を聞くと、笑顔でこう回答してくれた。

「コロナ禍でこうしたイベントの開催が難しく、ファンの皆様とお会いできる機会がなかなかなかったので、皆様とお会いできて改めて楽しいし本当に素敵なことだなと思いました。今年の終盤戦は有観客の試合も増えてきましたが、試合の時とは違う形でこうしてお話させていただいたり、接することができて楽しいし、ゴルフを通じて色々なご縁があるんだなと思いました。本当にゴルフが好きな方が来て下さったので、また改めて純粋にゴルフって楽しいなって再確認することができました。今日でまた頑張ろう、という思いが一層強くなりましたね」（比嘉）

参加者とっても、比嘉にとっても、明日のゴルフの糧となる有意義な１日となったようだ。

最後に、このイベントを主催したTOYO TIRE株式会社の担当者にも話を聞いた。

「新商品の『PROXES CL1 SUV』は静粛性に優れ、安心してゆったりと運転でき、結果として長時間の運転でも疲れにくくなっているタイヤです。ゴルフをされる方は長時間運転される方も多く、またSUVに乗られている方も多いので、多くのゴルファーの方にもっと製品のことを知っていただきたく、このキャンペーンを始めました。コロナの影響もある中で開催が危ぶまれたこともありましたが、なんとか国内では下火になってくれたので、関東と関西で開催できる運びになり、本当に良かったです。これをきっかけに比嘉さんのこと、そして当社の製品のことについても、もっと知っていただければ幸いです」（商品企画部 グローバルマーケティング部 マーケティング第一チーム チームリーダー・野元氏）

自社所属プロにも顧客にも、忘れられない時間を提供してくれたこのイベント。TOYO TIRESのゴルフ愛を感じられる時間となった。開場には同社の先端技術で開発されたパンクしないエアレスタイヤ『noair（ノアイア）』が装着されたゴルフカートも展示され、参加者たちも興味深く見ていた。これからも、このような素晴らしい企画や製品を世に送り出し、ゴルファーたちを喜ばせてくれそうだ。