3日、千葉県の千葉バーディクラブで、アディダスジャパン主催の「SS26 ADIPOWER メディア イベント」が開催された。会場では、“パワーと強さ”を象徴する新作シューズ『ADIPOWER 26 SL(アディパワー)』が披露された。
イベントでは、同シューズを実際に着用し、ドラコンプロの松本一誠、嘉数舞美、梅田日陽(うめた・ひよ)と、元プロ野球選手の和田毅氏(元ソフトバンクホークス)、中島裕之氏(元中日ドラゴンズ)、内川聖一氏(元ヤクルトスワローズ)によるドラコン対決が行われ、会場は大いに盛り上がりを見せた。
対決前には、元プロ野球選手たちが意気込みを語った。平均飛距離が250ヤードぐらいだという和田氏は、「今回アディパワーを履かせていただいて、20ヤード遠くに飛ばせたらいいなと思っています。目標は270ヤードです」と話す。
「僕も飛ばないです」と切り出した中島氏は、プロ野球選手時代に通算1928安打を記録し、本塁打が160本以上とされる“飛ばし屋”ではあるが「ゴルフクラブは振れないから。なので250~260ヤード飛んだらうれしいなと思う感じなので、この靴履いたら“めちゃ飛ぶ”と聞いたので」と期待をのぞかせる。
普段から「300ヤードちょっといく」という内川氏は「僕らの見てもらえるところってスコアよりも、ドライバーの飛距離が見てもらえますし、“1ヤードでも遠くへ”というのが僕のゴルフのテーマでもあるので、これを履いて打つのが楽しみです。(目標は)320ヤードぐらい打ちたいです」と闘志を燃やした。
対決は2人ずつの3グループに分かれ、1人2球を打ち、飛距離の長いほうが勝利という方式で行われた。第1戦は、2021年PLDA世界大会ベスト8の実績を持ち、公式戦最高飛距離337ヤードの嘉数と和田氏が対戦。嘉数が1球目に273ヤードを記録し、勝利した。和田氏は1球目250.3ヤード、2球目250.8ヤードだった。
第2戦は、JPDAドラコン女子無差別級で4季連続チャンピオン、最高飛距離319ヤードを誇る“チャンひよ”こと梅田と中島氏の対決。梅田が2球目に281.3ヤードを放ち、勝利を収めた。
中島氏は1球目で266.5ヤードを記録し、「アディパワー履いてますから、もう少し行きたい!」と意気込むも、2球目は231ヤード。「もう1球いいですか?(笑)」と“泣きの1回”をお願いし、梅田が快諾。3球目は264.8ヤードとなり、最後は「アディパワー!」とカメラに向かってアピールし、会場を沸かせた。
最終戦は、2021・22年の世界大会出場権を持ち、公式最長飛距離429ヤードの松本と内川氏の対戦。松本が315.9ヤードを記録して勝利し、ドラコンプロチームの“圧勝”となった。通算2186安打(歴代22位)、生涯打率.302で名球会入りを果たした内川氏も迫力あるスイングを披露したが、1球目は計測不可。打ち直しのボールは287.7ヤード、2球目は288.2ヤードだった。
惜しくも目標飛距離には届かなかった元プロ野球チームの3人だが、内川氏は新作シューズについて「動かせるところは動かせるのに、硬いところは硬い。男性でいうと、結婚式などで履く靴はどれも硬い。アッパーもクッションもソールもしっかりしていて、それと運動靴を合わせたような感じです。前面硬いか、やわらかいかというシューズしか知らなかったけど、こういうふうに合わせ技もできるんですね」(内川氏)と好感触を口にした。
『ADIPOWER 26 SL』は、“飛距離向上をサポートするシューズ”として、一般社団法人日本プロドラコン協会(JPDA)が認定。JPDAがシューズを認定するのは今回が初めてとなる。参加した3名のドラコンプロは、この後の試合でもアディパワーを着用予定。“飛びの一足”がもたらすパワーに期待が高まる。(文・高木彩音)
