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「ラブゴルフ」なのにゼロトルクじゃない⁉ 人気パターの“偽物”もまん延中!

昨今の物価高の影響もあり、値段が安価な「偽物クラブ」が横行している。見た目は似せていても、クラブ本来の性能は発揮されないまがい物なため、うっかり買って泣きを見るケースも少なくない。そこで、偽物の見分け方を話題のラブゴルフ『DF3』を例に紹介。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月9日 11時45分

人気で欠品が続くラブゴルフは本物を見る機会が少ないだけに、「偽物クラブ」を見抜くのが非常に難しい
人気で欠品が続くラブゴルフは本物を見る機会が少ないだけに、「偽物クラブ」を見抜くのが非常に難しい (撮影:田辺直喜)

昨今の物価高の影響で、クラブの単価も年々上昇。ユーザーからしたら少しでも安く買いたいと思うのは当然で、そうした心理を突くようにインターネットショッピングやフリマアプリでは、値段が安価な「偽物クラブ」が横行している。見た目は似せていても、クラブ本来の性能は発揮されないまがい物なため、うっかり買って泣きを見るケースも少なくない。そこで、偽物の見分け方を独自のゼロトルク設計でパッティングがやさしくなると話題のラブゴルフ『DF3』を例に紹介。

【写真】こんなに違うのに騙される? スコッティキャメロンの偽物は形が違いすぎ!

ネジやデザインの色が若干白っぽい右が偽物。しかし、『DF3 パター』の「偽物クラブ」は形をかなり精巧に模倣しているので、ヘッドだけを見て真贋を見抜くのは難しい。

一方で、シャフトの1点でクラブを支え、フェースがどこを向くかチェックすると一目で本物かどうか分かる。本物の『DF3 パター』はヘッドのトルクをなくす特殊な設計でフェースはヨコを向き、トゥが上を向く。一方の「偽物クラブ」は形だけを真似しているので、フェースは斜め上を向いていた。

ゼロトルクをうたっているパターのため、フェースの向きを確認することで真贋の判別がつく。偽物は、製品最大の特徴であるゼロトルクになっていなかった

ゼロトルクをうたっているパターのため、フェースの向きを確認することで真贋の判別がつく。偽物は、製品最大の特徴であるゼロトルクになっていなかった (撮影:田辺直喜)

また、本物はシャフトが斜めに装着される特殊なグリップを採用しているが、「偽物クラブ」は真っすぐに装着されるものが使われている。そして、付属のヘッドカバーは真似する気がないかと思うほどデザインが違う。写真右の「DF3」と大きく刺繍の入った方が偽物だが、このベースとなっているヘッドカバーは「偽物クラブ」に使われることが多いという。

グリップの違いに目が行きがちだが、注目すべきはシャフトの入り方。本物はシャフトが斜めに装着される特殊なグリップを採用しているが、偽物は真っすぐ装着されている
まったく似せる気がないヘッドカバー。「偽物クラブ」のパターには、このヘッドカバーが多く使われているという
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グリップの違いに目が行きがちだが、注目すべきはシャフトの入り方。本物はシャフトが斜めに装着される特殊なグリップを採用しているが、偽物は真っすぐ装着されている (撮影:田辺直喜)

■『DF3 パター』を見分けるポイント
・シャフトでクラブを支えた時にフェースがヨコを向くのが本物
・グリップに対し、斜めにシャフトが装着されているのが本物
・シャフトにステップが付いているのが本物
・ヘッドカバーが全くの別物

本物はステップが付いたシャフトなのに対し、偽物はコストを浮かせるためかステップが付いていない
構えた姿もそっくりで、ヘッド周りで判別するのは困難
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本物はステップが付いたシャフトなのに対し、偽物はコストを浮かせるためかステップが付いていない (撮影:田辺直喜)

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