カラダが「目覚め」ていない状態で、一部分がこわばっていると、スムーズなスイングができないだけでなく、腰痛などカラダを傷める原因にもなる。だからこそ、ストレッチはゴルファーに不可欠だ。
朝のウォーミングアップに最適な「動的ストレッチ」をDr.ストレッチに教えてもらった。
上半身(肩、背中、お腹)のストレッチ
<効果のある部位>
肩、背中、お腹(体幹)
<注意点>
・ヒザが深く(前へ)曲がりすぎないように。前足の上にかかとがくるように体重をかける。
下半身(脚)のストレッチ
<効果のある部位>
脚、背中
<注意点>
・写真のように足の位置が大きくずれないように。左右の足の間隔は拳1つ分。
コーチからのひとこと/睡眠とストレッチ
ストレッチをして1時間くらい経つと、ほぐれたカラダとリラックス効果で、実は質の高い睡眠がとれます。ゴルフの前日には、お風呂に入ってカラダを温め、「静的ストレッチ(筋肉を可能な限り伸ばし、その状態を数十秒程度キープするタイプのストレッチ)」でゆっくりとカラダを伸ばしてから、眠りにつくとよいでしょう。
そして朝は、反動を使った「動的ストレッチ」でしっかりカラダを目覚めさせます。ケガなく楽しくプレーするためにも、朝晩にストレッチをしてみてください。
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョンの育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ