小西瑞穂

広島県尾道市出身で、9歳のときに家族の影響でゴルフを始める。2014年には「トヨタジュニアワールドカップ女子エキシビションアマチュア大会」に出場し、団体優勝。その活躍により注目を集め、東北福祉大学に進学。「関東女子学生ゴルフ選手権競技」や「全国大学ゴルフ対抗戦」で優勝を果たし、「日本女子学生」というビッグタイトルも獲得する。大学卒業後は、同大学ゴルフ部のコーチである佐伯三貴に弟子入りし、さらに技を磨いた。

プロテストは4度目の挑戦で、23年に合格。“遅れてきた”黄金世代と呼ばれ、24年のルーキーイヤーではQT23位で前半戦の出場権を得た。しかし、ツアーでの慣れない転戦生活に苦労し、現時点（9月）では「KKT杯バンテリンレディス」の15位タイが最高位となっている。

兄はツアープロの小西健太で、時にはお互いのキャディを務めることもある。兄によると「一つのことをコツコツとやり続けることができる」性格だという。（2024年10月11日現在）