優勝者のスイング
メキシコで行われた「リビエラマヤオープン」で、今年から米ツアーに主戦場を移したツアールーキーの岩井千怜が出場8試合目(うち1試合は推薦出場)で栄冠を勝ち取った。以前から、「どんな場面でもブレずに、いつも同じ動きをする」と、再現性の高いスイングと評価していたプロコーチの南秀樹は、岩井のスイングの真似をすることで再現性が増し、スイングも綺麗になるとアドバイスをくれた。
「ブリヂストンレディス」で初日からの首位を守り切り、佐久間朱莉が2勝目を飾った。初優勝までに何度も苦い思いをしてきたが、4月の初優勝からわずか1カ月で2勝目を挙げてみせた。初優勝でつかんだ自信が「2勝目につながった」と本人が話すように、「最終日は2人のデッドヒートとなりましたが、優勝を経験したことで気持ちにゆとりがあるように見えた」というプロコーチの南秀樹に、身長155センチと小柄ながら、ドライビングディスタンスは244.06ヤード(17位)と飛距離が出る理由を聞いてみた。
「Sky RKBレディスクラシック」で、神谷そらがツアー通算3勝目を飾った。一時はトップと4打差を付けられながら、3連続バーディで1打差に迫ると、最終18番ホールではイーグルを奪取。「劇的な勝利だった」と振り返るのはプロコーチの南秀樹だ。
国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は、プレーオフを制し申ジエ(韓国)が優勝。37歳での勝利は、大会最年長優勝記録を更新し、永久シードまであと1勝と迫るツアー通算29勝目を飾った。現地を訪れていたプロコーチの南秀樹は、「初日こそスコアが出ましたが、2日目からはグリーンのスピードが上がり“メジャーのセッティング”になりました。ショット力はもちろん、マネジメント力やメンタル面も試される大会にふさわしい舞台でした」と、一桁となった優勝スコアもメジャーらしかったと振り返る。
2023年に2勝を挙げながら、24年はシード落ちを喫していた菅沼菜々がツアー3勝目を飾った。QTランキング102位で迎えた今シーズンは、男子ツアーに参戦するなど新たな試みを行っており、「いつもとは違ったセッティングでプレーしたことで、いいリフレッシュができたのではないでしょか」と話すのはプロコーチの南秀樹だ。
西郷真央が米ツアーでの初優勝をメジャーの舞台で飾ってみせた。日本勢5人目となる快挙にプロコーチの南秀樹は、「最終日は納得のいくゴルフではなかったかもしれませんが、メジャーの舞台で、最後まで自分のプレーをする姿は本当に素晴らしい」と、日本選手のレベルの高さを改めて感じているという。
悲願の初優勝を挙げた佐久間朱莉。その勝利を「昨季のスタッツから見ても実力は十分。勝つためには実力と共に、少しの運も必要。やっと順番が回ってきた」とプロコーチの南秀樹は振り返る。昨季はメルセデス・ランキング8位で、ショットデータを見てもトータルドライビングが2位、パーオン率5位、パーオンホールの平均パット数は11位という成績を残していた。「飛んで曲がらないし、どこからでも乗せてくる。かといってパットが下手なわけじゃない」と、この勝利をきっかけにさらなる活躍が期待できるという。
「マスターズ」で初優勝を飾り、2000年のタイガー・ウッズ(米国)以来、史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。プロコーチの南秀樹は、マキロイのスイングに変化があったと指摘する。一体どこが変わったのか?
「マスターズ」で初優勝を飾り、2000年のタイガー・ウッズ(米国)以来、史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。プロコーチの南秀樹は最新クラブとの相性も良いスイングで、飛んで曲がらない理想だという。
「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」にて、3人によるプレーオフを制し、昨年9月の初優勝に続く2勝目を飾った安田祐香。勝利を呼び込んだのは、プレーオフ4ホール目のフェアウェイバンカーからのセカンドショット。雨で水が浮き、アゴも近く、ピンまでは174ヤードとタフなショットだったが、5Uでピン奥3メートルにつけた。そのショットをはじめ、今季の安田のスイングから去年よりも大きな変化が見られるというのはプロコーチの南秀樹だ。
「ヤマハレディースオープン葛城」で、穴井詩がプレーオフを制して2年ぶりに通算6勝目を飾った。今季は開幕戦を15位で終えると、2戦目ではトップ10入りするなど、好調をキープ。その要因について、穴井のコーチを務める石井雄二と親交のあるプロコーチの南秀樹は「意識改革があった」という。
国内女子ツアー「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」の最終日にボギーなしの5バーディを奪い、逆転でツアー初優勝を飾った工藤遥加。プロ15年目、32歳での栄冠はツアー史上2番目に遅い初優勝だった。
2日目に「64」をマークし2位との差を8打に広げて迎えた「Vポイント×SMBCレディス」の最終日。吉田優利は「71」で回り、2位に9打差を付け2年ぶりとなるツアー通算4勝目を挙げた。吉田のスイングを「下半身でクラブを引っ張り下ろす、下半身リードのお手本」と高く評価するのはプロコーチの南秀樹だ。
開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の最終日に7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、トータル10アンダーでツアー通算8勝目を大会連覇で飾った岩井千怜。5つのバーディを奪ったサンデーバックナインでは、16番パー3でのスーパーショットをはじめ、ショットの精度の高さが際立った。その要因に腕の使い方を挙げるのはプロコーチの南秀樹だ。
米国女子ツアー「ブルーベイLPGA」にて、トータル17アンダーで2勝目を飾った竹田麗央。今季からルーキーとして参戦し、5試合目で頂点に立った。そんな竹田のスイングをプロコーチの大西翔太に解説してもらった。
2025年シーズン開幕戦「ザ・セントリー」で優勝を飾った松山英樹。そのスイングの凄さ、強みをプロコーチの南秀樹に聞いた。
国内女子ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でツアー3勝目を飾った21歳の桑木志帆。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
大王製紙エリエールレディスで今季2勝目を飾った山下美夢有。そのプレーから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
三井住友VISA太平洋マスターズで節目のツアー通算20勝を達成した石川遼。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
伊藤園レディスでツアー通算2勝目を飾った山内日菜子。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
「TOTOジャパンクラシック」で今季8勝目を挙げた竹田麗央。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
「樋口久子 三菱電機レディス」で今季3勝目を挙げた岩井千怜。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で、 イ・ミニョンがツアー通算7勝目を飾った。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
富士通レディースで今季初勝利を上げた山下美夢有。そのスイングから学ぶべき点をプロコーチの南秀樹に聞いた。
「スタンレーレディスホンダ」でプロ3年目の佐藤心結が初優勝。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
「日本女子オープン」で今季7勝目を飾った竹田麗央。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでプロ初優勝を飾った安田祐香。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
住友生命Vitalityレディス 東海クラシックで今季3勝目を飾った岩井明愛。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」で今季6勝目を飾った竹田麗央。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。
「ゴルフ5レディス」で今季5勝目を飾った竹田麗央。そのスイングから学ぶべきポイントをプロコーチの南秀樹に聞いた。