注目新人!平井亜実のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】
■苦節5回目でつかんだプロゴルファーの肩書き
昨年6月に行われた最終プロテストで見事に合格を果たしたのが平井亜実。初受験から数えて5回目での合格だった。晴れてプロとなり、本格的に戦う初めてのシーズンで、いきなり優勝を果たしたのはステップ前戦の「カストロールレディース」。大会2日目に「65」をマークし首位に立つと、最終日も4つ伸ばしうれしい初優勝を勝ち取った。
そんな平井に注目していたという下村。この優勝を勝ち取る前に行われた6月の静岡大会で練習ラウンドを見ていて、「しっかりしたゴルフをする選手だなと思いました」と視線を注いでいた。「元々のプレースタイルはバーディも出ればボギーも出るというもの。攻撃的なゴルフです。だから上位にも入りますが、下位もあるというスタイルでした」。
今年の成績を見てみると、確かにその静岡での戦いでは予選落ちとなっているが、開幕戦からコンスタントに成績を残し、トップ20が2回。そして7月末に悲願の優勝を果たしている。「コースマネジメントの力を上げることによって、予選落ちを減らせたと言っています」と攻める姿勢は変えずに、そこに少し変化を加えて栄冠をつかんだ。
