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史上6人目のステップアマ優勝ある?プラチナ世代・古江彩佳が首位タイ発進【京都レディース初日】

史上6人目のステップアマ優勝ある?プラチナ世代・古江彩佳が首位タイ発進【京都レディース初日】

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年10月17日 19時39分

初日首位タイ発進のアマチュア・古江彩佳
初日首位タイ発進のアマチュア・古江彩佳 (撮影:標英俊)
京都レディースオープン 初日◇17日◇城陽カントリー倶楽部 東コース・京都(6352ヤード・パー72)>

ステップ・アップ・ツアー最終戦「京都レディース」初日。アマチュアの古江彩佳(滝川第二高3年)がイ・ナリ(韓国)と並び、6アンダー・首位タイ発進を決めた。

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序盤から順調にスコアを伸ばし、3アンダーで迎えた7番パー5ではイーグル奪取。「120ヤード、ピッチングウェッジでした。手前に2バウンドして…」と、ピンに向かった球はカップに吸い込まれ5アンダーに。その後は2バーディ・2ボギーで伸び悩んだものの、最終18番パー4をバーディで締めた。「パターに助けられました。グリーンが締まっていて速いので、手前から攻めることを意識しました。ロングパットが入ったのも、上りのラインにつけられていたからですね。運が良かった面もありますが、こんなにスコアが出るとは思っていなかったです」。15番では約15mの難しいスネークラインを決めるなどパットがさえ、自己ベストタイの「66」をたたき出した。

今週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で、アマチュア連続予選通過新記録(レギュラーツアー・11試合)を狙う安田祐香とは高校の同級生であり、ともにJGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームで活動。日本アマチュアランクでは西村優菜、安田、吉田優利に次ぐ4位に位置しており、ナショナルチームではガレス・ジョーンズコーチからのアドバイスが効いているという。「日本女子オープンに出場した際に指導を受けて、パットの打ち方が良い方向に変わりました。真っすぐ打ちだせるようになり、パーセーブできるようになっています」。右に押し出す傾向があったが、右手の片手打ち練習をしたことで改善。フェースの開閉をより意識しやすく、つかまった球を自然に打てるような練習が悪癖を治すことにつながった。

ステップ・アップ・ツアー初出場だが、今季のレギュラーツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では20位タイでローアマチュアを獲得。また、「大東建託・いい部屋ネットレディス」では3位タイの安田の陰に隠れる形となったが、11位タイでフィニッシュするなど実績は十分で、2日目も優勝争いに残る可能性は高い。ステップは2014年から2017年まで4年連続でアマチュア優勝が達成されている(2014年・堀琴音、2015年・新垣比菜、2016年・吉本ひかる、2017年・平塚新夢 ※最年少記録は2010年・高橋恵の13歳354日)が、2018年はここまでなし。最終戦で5年連続記録は達成されるか。

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