松山英樹が2025年に始まる新リーグ『TGL』に参加することが発表された。ローリー・マキロイ（北アイルランド）がキャプテンを務める「ボストン・コモンゴルフ」に加入する。

TGLはタイガー・ウッズ（米国）とマキロイの発案から生まれた、リアルとバーチャルを組み合わせて行われるゴルフリーグ。選手たちは通常のゴルフ場ではなく、フロリダ州に新設されたアリーナ（ソーファイセンター）でプレーする。ドライバーやアイアンは大画面スクリーンを使ったシミュレーションで、ショートゲームは実際にグリーンを使って技を競う。

4人1組の6チームがリーグに参戦し、各チームから3人ずつが試合に出場。その記念すべき最初のシーズンは年間15試合が行われる予定だ。開幕戦は来年の1月7日。第2戦が14日、第3戦は21日といずれも火曜日に開催される。

マキロイのほか、キーガン・ブラッドリー（米国）、アダム・スコット（オーストラリア）とチームメートになった松山は、リリースを通じて「ボストン・コモンゴルフ、TGLの一員となれたことをうれしく思います。ローリー、キーガン、アダムという素晴らしい選手たちとチームを組むことができて、興奮と期待にあふれています。ともにゴルフの裾野を広げて、世界中のファンにとって忘れられない新しい体験を作り出すことを願い、何よりこの4人で一緒に優勝することを楽しみにしています」とコメントを寄せた。

マキロイは「ゴルファーとしてだけでなく、人としても多くの尊敬を集めるヒデキを迎えることができ、ボストン・コモンゴルフにとって、とても重要な日となった。日本で最も優れたアスリートの一人である彼の加入は、TGLを世界中に広める力になるはずだ」とメンバー入りを歓迎した。

試合の模様は、TGLを運営する「TMRWスポーツ」とパートナーシップを結んだU-NEXTが独占ライブ配信を行う。