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松山英樹は『75』とスタートダッシュならず 16年大会のリベンジへ

松山英樹は全英初出場を果たしたコースで悔しい一日を過ごした。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年7月19日 09時00分

<全英オープン 初日◇18日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>

今年で10回目の全英出場となった松山英樹は、初日になかなかスコアを伸ばすことができなかった。バーディなしで4ボギーを喫し「75」。4オーバー・82位タイと、出遅れた。

お見事なバンカーショット【写真】

この日は早朝から強めの風が海側から吹いていた。気温は低く、雨は降ったり止んだりという状態。落ち着くことのない天候のなか、現地時間午後2時26分(日本時間午後10時26分)にスタートした。そのファーストショットは向かい風のなか、左に曲がりブッシュへ。2打目もアゲンストのなかグリーンに届かず左手前のポットバンカーに入ったが、そこから1.5メートルに寄せてパーをセーブした。

4番までパーを並べたが、グリーン左のポットバンカーにいれた5番パー3でボギーが先に来てしまう。続く6番もティショットを右のラフに入れると、そこからグリーン左のバンカーよりさらに左に行くショットで4オン2パットの連続ボギーを喫した。前半残り3ホールはパーとし2オーバーでハーフターン。後半は12番、15番とスコアを落とし、最後まで“〇”を刻むこともできなかった。

舞台のロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)は凸凹なフェアウェイを外すとラフやブッシュに簡単に入ってしまう形状。この日のスタッツを見てみると、フェアウェイキープ率が28.6%と2打目をフェアウェイから打つことが少なかった。風の読みもラウンドを難しいものにした。

この場所は2016年大会で、松山が出場したときの会場でもある。開幕前には「ないです」と当時のコースセッティングとの変化もあまり感じていなかったが、その時は予選落ちしている。この結果に、ラウンド後は無言を貫いた。あすは慎重に、しっかりと自分のゴルフをやり遂げたい。(文・高木彩音)

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