ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

米国男子ゴルフ PGAツアー

ほぼ全試合リアルタイム速報配信!

2027年の「全英オープン」がさらに戦略的コースへ 聖地セント・アンドリュースがコース改造を発表

海外メジャー「全英オープン」を主催するR&Aが、2027年の全英オープン開催に向けて、セントアンドリュース・オールドコースの改造を発表した。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2025年10月30日 14時00分

ント・アンドリュース・オールドコース(写真は今年9月)
ント・アンドリュース・オールドコース(写真は今年9月) (撮影:GettyImages)

海外メジャー「全英オープン」を主催するR&Aが、2027年の全英オープン開催に向けて、セント・アンドリュース・オールドコースの改造を発表した。工事は来週から開始される。

≪写真≫女子プロ愛用の『アイアンシャフト』を一斉調査! 西郷、山下らが選んだモデルの特長は?

R&Aのチーフエグゼクティブであるマーク・ダーボン氏は「セントアンドリュース・リンクス・トラストと協力し、マッケンジー&エバート社に、オールドコースの挑戦性を強化、回復するために改造を依頼した。この改修工事は、オールドコースが今後も進化を続け、世界トップクラスのゴルファーに挑戦し続けると同時に、世界中から訪れるゴルファーの体験を向上させる上でとても重要だと確信している」と話した。

改造に踏み切った理由の1つには2022年に同コースで開催された全英オープンでキャメロン・スミス(オーストラリア)が通算20アンダーで勝利したが、そのスコアはすべてのメジャー大会で、パーに対して最少スコアタイを記録したことも影響している。

今回の改造では5番、6番、7番、10番、11番、16番の6ホールの距離が伸ばされ、22年大会の7313ヤード(パー72)から132ヤード長くなり、7445ヤード(パー72)となった。また、バンカーの位置変更などもあり、2015年以降でもっとも大きな変更になるという。

特に改造が施されたのは16番パー4。ティショットのランディングエリアにある有名なプリンシパルズノーズとディーコンサイムバンカーの左側にプレーイングエリアが拡張され、さらに2つのバンカーが追加された。加えて、2番パー4のフェアウェイ右側にあるバンカーはティから奥へ、さらに左側へと移動。6番、9番、10番にも新しいバンカーが設けられ、トップ選手のプレーに大きな影響を与える要素となっている。

セント・アンドリュース・リンクス・トラストの最高経営責任者、ニール・コールソン氏は、「各世代がオールドコースの形成に貢献しており、この改造は長い伝統を引き継ぐもの。また時間の経過で微妙に変化したオールドコースの特徴も復元し、さらに洗練されたコースになる」とコメントした。(文・武川玲子=米国在住)

関連記事

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年11月13日 11月16日
    三井住友VISA太平洋マスターズ
  2. 国内女子
    開催前
    2025年11月14日 11月16日
    伊藤園レディス
  3. 米国男子
    開催前
  4. 米国女子
    開催前
  5. ステップ・アップ
    開催中
    2025年11月13日 11月15日
    山口周南レディース
  6. DPワールド
    開催前
    2025年11月13日 11月16日
    DPワールド ツアー選手権
  7. アジアンツアー
    開催中
    2025年11月13日 11月16日
    台湾Glass台豊オープン
  8. PGAシニア
    開催前

おすすめコンテンツ

関連サイト