米国男子ツアーで通算6勝を残る日系米国人のコリン・モリカワが、21日、都内のアディダスストアに登場。日本での過ごし方やウェアについて語った。

日本に到着したのは17日（木）から東京を満喫。週末には「大好物になった」という、都内にあるうどん店を訪れた様子を自身のSNSにシェアした。2016年に初来日してから日本での1番の楽しみは「食事」。「1つに絞れないくらい日本食は素晴らしい。何を食べてもおいしい」と絶賛する。

年間を通じて転戦を続けるモリカワは、各国のアディダスストアをまわり、そこにしか売っていないアパレルやグッズを見るのも楽しみの一つにしている。日本でもそれは同じ。「すでにショッピングバッグに詰め込んだものがいっぱい（笑）」と報道陣を笑わせた。

この日はカレッジグリーンのハーフジップ長袖フーディに、同色のトラックジョガーパンツのウェアで登場。「普段はフーディばかり」を着ることが多いコリンにとって、コーディネートは頭からつま先まで、色づかいにこだわったデザインがお気に入りのようだ。

プロになった当初は黒のウェアが多かったが、「勝てなかった」ことを理由にここ数年で色を取り入れている。昨年の「ZOZOチャンピオンシップ」では最終日に日本の国旗を連想させる赤のトップスに白のロングパンツでプレー。トータル14アンダーで、2位タイのボウ・ホスラー、エリック・コール（ともに米国）に6打差をつけて圧勝し、2年ぶりのツアー優勝を果たした。

「打数はあまり考えていなくて、1打差だろうが、50打差だろうが勝つことが今週の目標」と、連覇への意欲も示す。開幕前はリラックスムード。だが、ここからエネルギーと集中力を高めていく。（文・小池文子）