<WMフェニックス・オープン 3日目◇7日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
単独首位で出た久常涼は4バーディ・3ボギーの「70」をマーク。首位と1打差のトータル12アンダーで2位タイに後退したが、ツアー初優勝の可能性を残した。
今大会はPGAツアー屈指の集客力を誇る一戦。ギャラリーの熱狂だけでなく、最終組でのプレーも久常にプレッシャーを与えた。同伴競技者がこの日「68」で単独トップに立った松山英樹だったことも、その緊張感に拍車をかけた。
「ずっといい緊張感。自分も松山さんに食らいついていけるようなプレーをしたいと思っていた。きょうもあまり調子は良くなさそうだったのに、この位置にいるわけだから。すごい」と語り、特に巧みなショートゲームに舌を巻いた。
米ツアー3年目。日本でプレーしていたころから松山は最大の目標だった。「一番憧れていた人とバチバチの最終組でできるのは本当に幸せなこと。あすは1コ前の組になったけど、しっかり差し込めるように頑張りたい」と、その背中を追う。
「全然チャンスもあるいい位置。あすも団子状態でスタートするだろうから、早く抜け出せるように頑張りたい」。松山とはわずか1打差。憧れの先輩を逆転で下し、日本ゴルフ界の歴史に名を刻みたい。
