2019年に北アイルランドのロイヤルポートラッシュで行われた「全英オープン」。初出場ながら予選通過して4日間戦った浅地洋祐は、最終日に全英の洗礼を浴びて「76」とスコアを崩して67位タイに終わった。
練習日から3日目まで全英らしからぬ、割と穏やかな天候だったが最終日に雨交じりに強風が吹いた。「風に乗せる作戦でしたが、風に乗るとどこまで曲がっていきました」。浅地の持ち球は左に曲がるフェードボール。右から吹く風には対応できたが、左から吹く風にはボールの回転と相まってどこまでも右に流された。
“想定外”に右に流されたホールは、ポットバンカーや深いブッシュにつかまるなど、ダブルボギー、トリプルボギー。終盤は「左からの風にドローを打ちましたが、それでも流されます。最終ホールはチーピンを打って、ようやく風に勝ってフェアウェイをとらえました」。打った瞬間、「あっ」となる強烈に左に曲がるチーピンでちょうどよかった。
「風に乗せるだけでなく、風にぶつけたり、風の下を通したり、いろいろな球筋が必要です」。4日間を通してショートゲームは通用していた。全英で戦うためにショット力の向上を課題として持ち帰った。