ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

タイガー・ウッズが主催大会で会見 復帰時期は未定「プレーできる日が待ち遠しい」

大会を主催するタイガー・ウッズが会見に応じた。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2025年12月3日 11時30分

<ヒーローワールドチャレンジ 事前情報◇2日◇アルバニーGC(バハマ)◇7449ヤード・パー72>

12月4日に開幕する「ヒーローワールドチャレンジ」を前に、大会主催のタイガー・ウッズ(米国)が現地時間2日、会場で公式会見に臨んだ。10月10日に自身7度目の腰の手術を受けて以来、タイガーが公に語るのは今回が初めて。少しふくよかな顔つきと、トレーニングで鍛えられた上半身が印象的だった。

〈写真〉松山英樹の最新スイング クラブを高く上げて飛距離アップしている!?

ウッズは記者たちに対し、「復帰時期は未定」「リハビリは思ったようには進んでいない」と、2026年のカムバックに向けて順調ではないことを明かした。

また、2020年以来、長男のチャーリーとペアを組んで出場してきた「PNC選手権」(12月20~21日・フロリダ州)は欠場を表明。昨年は2位に入ったが「僕が出場すれば息子に公平ではないだけでなく、他のチームが出場できなくなるのが申し訳ない」と説明した。

12月30日に50歳の誕生日を迎えるウッズは、来季の米シニアツアー「PGAツアー・チャンピオンズ」の出場資格も得るが、参戦の可能性は明らかにしなかった。2月の「ジェネシス招待」への出場も現時点では現実的ではないという。

一方、歩かずにプレーするバーチャルゴルフ「TGL」については、12月末のシーズン序盤は参戦が難しいものの、3月末まで続く後半戦には「出場したい」と希望した。

10月から続くリハビリについては「望んでいる早さでは進んでいない」と明かし、「トレーニングだけだったのが、ドクターからチップとパットを許可されたのは先週のこと」と、ようやくクラブを握ったことを報告した。「手術は必要なことだった。リハビリには忍耐と時間が必要だ」と神妙な面持ちだった。

「ただゴルフがしたい。プレー出来る日が本当に待ち遠しい。とにかくこの過程をやらせてほしい。そしていつ復帰できるかを考えたい。今はまだそれを決められる段階にはいない。こういう時間のかかる復帰は過去にも経験した。一歩ずつ進んでから決めたい」と話した。

タイガーが最後に公式戦をプレーしたのは2024年7月の「全英オープン」(ロイヤルトゥルーン)。同年9月には腰椎の微小減圧手術を受けた。今年2月の「ジェネシス招待」への出場を予定していたが、直前に母・クルチダさんが急逝。4月の「マスターズ」でも復帰を目指したが、3月のトレーニング中に左脚アキレス腱断裂で出場は叶わなかった。(文・武川玲子=米国在住)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト