<フェデックス・セントジュード招待 3日目◇17日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>
ポイントランキング上位70名が出場できるプレーオフシリーズ初戦。「パリ五輪」銅メダリストの松山英樹がトータル17アンダー・単独トップで最終日へ進む。初日に「65」、2日目に「64」と好スコアを並べてトップタイで予選ラウンド通過。この日も1イーグル・5バーディ・1ボギーの「64」をマークし、2位に5打差をつけて今季2勝目へ王手をかけた。
スタートからピン60センチにつけてバーディ発進。しかし2番でティショットを右のラフに入れて2打目は木越えとなり、グリーン手前の花道に。そこからアプローチが思うように寄らず4メートルから2パットのボギーを喫した。だが、続く3番で2打目をピン奥4メートルにつけてワンパットで沈めてイーグル奪取。「しっかりとパーセーブできたのでよかったと思います」。その後はスコアを崩すことなく18ホールを終えた。
2日目を終えたときは腰痛を明かしており、心配な部分ではあったが「ラウンド中は気にならなかったんですけどね…」とプレー中は影響がなかったようだが、ホールアウト後は痛みが再発。「今めちゃくちゃ痛いので、ちょっとどうしようかなと。まあ軽く打って帰ります」と体調を優先とし、練習は少なめにして明日へ向ける。
2位に5打のリードをつけての最終日。「まあこのコースなのであんまりないようなものだと思いますし、そこは考えずにプレーしたいですね」と気負わずに挑む。「そう簡単なコースではないし、この3日間と同じような感じで良いプレーができるように準備したい」。差があるとはいえ、難しいコースセッティングにさらに気が引き締まる。今季2勝目を目の前に、慎重に準備を進めていく。
