「これまでのシリーズより少しヘッドが小さくなっている。大きな特長は、球のコントロールがしやすくなったこと。ボールの高さを変えたり、バンスによってはグリーン回りでも多彩なボールを打つことができる。ザ・メモリアル・トーナメントでバッバ(・ワトソン)が使いたいということで選手に出したら、先週はいきなり6人が使い始めたんだ」(同担当者)
今週の全米オープンは、グリーンの傾斜がきつく、少しでも落としどころを間違えるとグリーンからこぼれ、短く刈り込まれたグリーン周りを転げ落ちる可能性大。そんな中で、選手にとっては心強い武器になりそうな予感満載だ。
だれもがほしいメジャータイトルに向けて、動き出した初夏のニューモデル戦線。引き続き現場での動きに注視ながら、取材を進めていこうと思う。(文・高桑均)