この注目される2組が話題をさらうのは間違いないが、他にも目を離せない組み合わせがある。それが、日本の松山英樹と小平智が入ったグループ。両選手とも志は高い。
世界ランク9位の松山は今季ここまで2度のトップ10入りを果たしている。一方の小平は先月開催されたRBCヘリテージで韓国のキム・シウーとのプレーオフを制して初のPGAツアータイトルを獲得したばかり。
「日本で松山英樹の活躍を見ていて、すごいと思っていたし、自分もあのように活躍したいと思っていた。松山のレベルに近づいていると思う。メジャー大会で最高の力を出したいし、そのために努力していきたい」と小平は語った。
ツアー屈指のビッグトーナメントとして強豪選手が集結する中、日本のスター選手である2人の参戦によって選手層はさらなる深みを増す。
「ゴルフ界屈指の難コースで、世界最高の顔ぶれが揃う大会」と称するスピースは、トーマス、ジョン・ラーム、ジャスティン・ローズ、ダスティン・ジョンソンと並んで、今週の結果次第で世界ランク1位の座を奪取する可能性を秘めている。「ツアーの中で最高のゴルフが発揮される舞台。ここで勝てれば、どこへ行っても勝てる。他の大会にあってこの大会にない要素は1つもない」。(提供/PGA TOUR)