今年の開催コースは2002年以来2度目の会場となるニューヨーク郊外にあるパブリックコース、ベスページステートパーク・ブラックコース、7.426ヤード、パー70。7年前、このコースを4日間、唯一アンダーで回ったのはタイガー・ウッズで、その優勝スコアは3アンダー。タイガー・ウッズの全米オープン2勝目となり、メジャー通算8勝目の大会となりました。
優勝候補の筆頭には前回のベスページで優勝し昨年の優勝でもあるタイガー・ウッズを上げるしかないでしょう。やはりタイガーは外せません。
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今季もPGAツアーで2勝を上げ、その2試合とも逆転優勝での優勝という点もタイガー・ウッズの強さを改めて知るには充分だったと思います。2週前のザ・メモリアルでは最終日4打差を逆転しての優勝、タイガー20回目の節目の逆転優勝でした。しかし、メジャー大会では逆転優勝したことはありませんから、その辺りも今年は注目です。
タイガー・ウッズが優勝すると、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラスの全米オープン最多優勝回数の4勝に並ぶことになります。スイング改造により、タイガー・ウッズの唯一の弱点であったフェアウェイキープも格段に良くなりました。ザ・メモリアル最終日では100%のフェアウェイキープ率、4日間平均でも87%でしたから新生タイガー・ウッズのプレーが楽しみです。