ゴルフの祭典「マスターズ」の2日目。17歳の石川遼が予選突破に向けて第2ラウンドをスタート。序盤から苦しい内容となり、ぎりぎりのところで踏ん張っていたが、後半の16、17番で連続ダブルボギー。初めてのマスターズはトータル6オーバー、悔しい予選落ちとなった。
遼、マスターズ初日は1オーバー51位タイ!
1番ホールのティショット、昨日に続き石川はこの日もフェアウェイを捉えることができなかった。左の林に打ち込み、出だしからボギー。2番で微妙なパットを決めてパーを拾うが、4番パー3ではティショットをバンカーに入れてボギー。8番で最初のバーディを奪うも、直後の9番でまたしてもボギーを叩き前半で2つスコアを落とす。
アーメンコーナーでも粘りを見せた後半は、15番でバーディを奪いトータル2オーバー。予選通過の期待も膨らんだが、16番でダブルボギー。気落ちしたのか、続く17番でもダブルボギーを叩いて、トータル6オーバーでホールアウト。憧れのマスターズ初出場は、悔しい予選落ちとなった。
「できるだけ楽しくプレーするように心がけたが、2日間1度も楽しめなかった」とコメントした石川。落胆の色を隠せなかったが「またここに戻ってきたい気持ちが強くなりました」とさらに進化し続けることを誓った。