年齢差、実力差、経験差。どの差を見ても逼迫しているからこそ、混戦が予想され、誰が勝ってもおかしくないからこそ、ハラハラドキドキさせられる。
2018年のメジャー4大会に目をやれば、マスターズの舞台であるオーガスタはもちろんのこと、全米オープンの舞台となるシネコックヒルズ、全英オープンが開かれるカーヌスティ、26年ぶりに全米プロの舞台となるベルリブは、いずれも距離が長く、緻密なコースマネジメントが要求されるウルトラC級の難コースばかりで、タフな戦いを切り抜ける強靭な精神力も求められる。
その中で、どんなメジャーチャンピオンが誕生するのか。選手たちがすべての努力、すべての想いを集約し、自身のピークをそこへ持っていこうと目指す、年に4度のビッグイベント。2018年は、その期待度が今まで以上に高まりそうな予感がする。
そして、日本のゴルフファンの最大の期待は、松山のメジャー初制覇に向けられている。昨秋の日本オープン優勝を皮切りに次々に勝利を重ね、今年のフェニックスオープンを制して大会2連覇を達成した松山の快進撃は世界を驚かせた。だが、その勢いを保つことができず、肝心のメジャーシーズンには、むしろ不調に顔を歪めながら突入したことが悔やまれる。
しかし、それでもなお全米オープンでは2位になり、世界選手権シリーズのブリヂストン招待を快勝。続く全米プロでは惜敗に終わったものの、メジャー初優勝にあと一歩まで迫ったことは、松山の自信と実績になり、来たる2018年に必ずつながるはずだ。