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強風も難なくクリア、光るミケルソンの“深化”

強風も難なくクリア、光るミケルソンの“深化”

配信日時:2017年4月7日 16時54分

マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>

海外メジャー初戦「マスターズ」は第1ラウンドが行われ、“65”で7アンダーをマークしたチャーリー・ホフマン(米国)が2位に4打差をつけて単独首位に立った。そして、過去に3度グリーンジャケットに袖を通しているフィル・ミケルソンが、強風下で多くの選手が苦しむ中、1アンダー4位タイと上々の滑り出しを見せた。

ミケルソンが使用する「GBBエピックサブゼロ」の写真はこちら!

オーガスタナショナルGCを知り尽くしており、数々の経験値から、この日の強風下で無理のないマネジメントに胸を張ったミケルソン。昔から「マスターズはレフティ有利」「(右打ちの)ティショットでドローが必要」との言葉が根強いが、実際はそう甘くない。なぜなら、ミケルソンのナチュラルな持ち球はドローのため、右打ちでいうフェードと同じ曲がりとなる。レフティがフェードを打つ限りではティショットで有利になるが、それは彼にとって自然な打ち方ではないのだ。

そのため、ミケルソンはマスターズを制するためだけに、過去に何度も特異なギアの投入を行ってきた。記憶に新しいのはドライバーの二刀流だろう。2006年は基本の持ち球のドローが出るものに加え、同じスイングをしてフェードが出るものを加えて闘い、見事勝利を飾っている。2011年にも同様にドライバー二刀流を試みているし、2013年には『フランケンウッド』と呼ばれるスプーンとドライバーの中間のようなミニドライバーをマスターズ制覇の秘密兵器として投入していた。

では、今年のマスターズに向けてどのようなクラブセッティングを行ってきたのか? 新兵器の投入はあったのか? 米国キャロウェイゴルフが発表した情報は下記で、この試合に向けて特別なクラブは今回入れなかったようだ。

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