結果次第では大きな問題となりそうな1ストローク。だが、最後は力でねじ伏せた。優勝を争う面々が次々と脱落していく中、辛抱強くホールを重ねていく。16番では約2メートルのパーパットが残ったが、これをねじ込んでガッツポーズ。18番を迎えた時点で3打差。1打のペナルティも影響させない完勝劇で、今度こそメジャータイトルをしっかりとつかみとった。
ジョンソンへの処分を保留にした全米ゴルフ協会(USGA)の裁定は今後議論を呼びそうだが、この日のゴルフが勝者にふさわしかったことは疑いようもない事実だ。タイガー・ウッズ(米国)のツイッターでのコメントがこの日のすべて。「素晴らしいゴルフをした。ルールの圧力も力ではねのけた。DJ、みんな、いい父の日を」。