PGAツアー
米国男子
チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ
日程 2016年4月28日-5月1日賞金総額 ―
初優勝者がますます厚みを増していく米ツアー【舩越園子コラム】
初優勝者がますます厚みを増していく米ツアー【舩越園子コラム】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2016年5月3日 03時10分
この54ホールでのスクランブリングは完璧の100%。米ツアー全体においても、スチュアードはスクランブリングでランク1位。グリーン周りでのボールコントロール術は、いつしか誰よりも長けていた。
人知れず積んだ陰の努力は、必ずいつか報われる。米ツアー4年目、120試合目、33歳にして手に入れた初優勝。これまでメジャー大会は全米オープンに2度自力出場、全米プロに1度だけしか出たことがない。今大会を制したことでメジャー出場への道が開け、来年のオーガスタへの切符も掌中に収めたが、スチュアードが喜んでいたのはマスターズ出場が決まったことではなかった。
「(来年のマスターズのことは)考えてもいなかった。去年は128位でシード落ちして苦しかったけど、これからは向こう2年間、シードのことは考えず、少しだけ楽に過ごしていける。それが何よりうれしい」
今季11人目の初優勝者。11人の中にはプロ転向後に早々に挙げた初優勝もあれば、スチュアードのようにようやくつかんだ初優勝もある。そのどちらであったとしても、初優勝を契機に大きく飛躍する選手は多い。スチュアードはそんな広がる未来へのスタートラインにようやくついたと言えるのだろう。
スチュアードとプレーオフを戦って敗北したジェイミー・ラブマークもアン・ビョンハンも、みな初優勝を目指していた。誰が勝っても今季11人目の初優勝者が誕生していたことになる。
この日、一時は首位に立ち、1打差でプレーオフに残れず4位になったボビー・ワイアットは、今季から米ツアーにノンメンバーとして挑み始めたばかりだが、アラバマ大学ゴルフ部ではジャスティン・トーマスとチームメイトで、良きライバルでもあった。
人知れず積んだ陰の努力は、必ずいつか報われる。米ツアー4年目、120試合目、33歳にして手に入れた初優勝。これまでメジャー大会は全米オープンに2度自力出場、全米プロに1度だけしか出たことがない。今大会を制したことでメジャー出場への道が開け、来年のオーガスタへの切符も掌中に収めたが、スチュアードが喜んでいたのはマスターズ出場が決まったことではなかった。
「(来年のマスターズのことは)考えてもいなかった。去年は128位でシード落ちして苦しかったけど、これからは向こう2年間、シードのことは考えず、少しだけ楽に過ごしていける。それが何よりうれしい」
今季11人目の初優勝者。11人の中にはプロ転向後に早々に挙げた初優勝もあれば、スチュアードのようにようやくつかんだ初優勝もある。そのどちらであったとしても、初優勝を契機に大きく飛躍する選手は多い。スチュアードはそんな広がる未来へのスタートラインにようやくついたと言えるのだろう。
スチュアードとプレーオフを戦って敗北したジェイミー・ラブマークもアン・ビョンハンも、みな初優勝を目指していた。誰が勝っても今季11人目の初優勝者が誕生していたことになる。
この日、一時は首位に立ち、1打差でプレーオフに残れず4位になったボビー・ワイアットは、今季から米ツアーにノンメンバーとして挑み始めたばかりだが、アラバマ大学ゴルフ部ではジャスティン・トーマスとチームメイトで、良きライバルでもあった。
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