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スピード時代に、松山英樹も踏みしめる道【舩越園子コラム】

スピード時代に、松山英樹も踏みしめる道【舩越園子コラム】

配信日時:2015年9月22日 11時15分

松山英樹は自らのペースで歩みをつづけている
松山英樹は自らのペースで歩みをつづけている
BMW選手権を制し、今季5勝目、通算7勝目を挙げたジェイソン・デイが、幼いころから夢見てきた世界一の座をついに射止めた。

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そう言われて、先週までは誰が世界一だったんだっけと思わず首を傾げてしまう人も多いはずだ。先週はローリー・マキロイ、その前週はジョーダン・スピースが世界一だった。

そんなふうに世界ランキング1位の座が毎週入れ替わるのは1992年3月(イアン・ウーズナムフレッド・カプルスニック・ファルド)、1997年6月(タイガー・ウッズアーニー・エルスグレッグ・ノーマン)以来のこと。言い換えれば、20年以上も続いてきたウッズの王座独占時代が今、20歳代の若者たちによって破られ、王座を激しく競り合う新時代が始まったのである。

王座が入れ替わるスピードも早いが、快走のきっかけをつかんだ若者が王者にのし上がるスピードも早い。スピースは今年のマスターズ全米オープンを制し、メジャー4大会すべてで走り続け、瞬く間に世界一になった。デイのアクセルが全開になったのはカナディアンオープン優勝からだ。全英オープン惜敗後の彼の世界ランキングは9位だったが、その翌週、カナダで勝利を挙げると、全米プロ、バークレイズ、そしてBMW選手権を制し、出場わずか6試合で9位から1位へ上昇した。

昨年のマスターズバッバ・ワトソンに負けたスピースを眺めながら、彼がその翌年に世界一になることを想像できた人がどれほどいたか。今年のセント・アンドリュースで悔し涙を流したデイを眺めながら、彼がその2か月後に世界一になることを想像できた人がどれほどいたか。彼らは我々の想像をはるかに超えるスピードで走っている。

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