松山英樹、執念の連続バーディ締め!最終戦への切符つかむ
17番(パー5)ではフェアウェイバンカーから4番アイアンを握り、池に落とすリスクをかけて2オンを狙っていった。イーグルパットこそ外したが、イージーバーディ獲得。18番は「ボギーを打つような場所にだけは行きたくない。とりあえずグリーンに乗せておこう」と安全策で握った9番アイアンで結果的にはピン60センチに付け、連続バーディ。
「あんなにいいショットが打てるとは思わなかった」と、頬をほころばせた。
終盤にさしかかるまで、ショートパットは入ったり外したり。スコアのほうもバーディを奪ってはボギーを叩き、ボギーを喫してはバーディを奪い返す一進一退でフェデックスカップランク30位前後を行ったり来たりしていた。だが「15番が終わったとき(電光掲示板にランクが)30と出た」。
それを見て松山は「17、18番のどちらかで絶対にバーディを取らなきゃ(最終戦進出は)無理だ」と悟り、だからこそ終盤に勝負に出た。