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丸山茂樹が分析する松山英樹と石川遼の“理想と現実”

丸山茂樹が分析する松山英樹と石川遼の“理想と現実”

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2014年8月18日 19時27分

自身が主催するジュニアイベントで松山、石川への思いを語った丸山茂樹
自身が主催するジュニアイベントで松山、石川への思いを語った丸山茂樹 (撮影:ALBA)
 丸山茂樹は18日(月)、都内にあるハイランドセンターにて自身が主催するジュニアファンデーションの「サマーキッズチャレンジ2014」を開催した。そこで丸山は、今週から初の米国男子ツアープレーオフシリーズに臨む松山英樹石川遼について、自身の見解を明かした。

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 丸山が話したことをまとめれば、松山と石川に共通するのは理想と現実のギャップに苦しんでいるという点だ。

 まず丸山は、松山について「今の自分と頭の中の自分とのギャップが激しすぎて安定していない」と評した。松山は昨年、国内ツアー賞金王、メジャー2大会連続ベスト10など挙げれば切がない程の大活躍を見せてきた。しかし、それ故に「もっとできる、もっとやれる」という気持ちを抱き、たとえバーディを獲ったとしても笑顔を見せることなく、ちょっとしたミスでもイライラしてしまう。

 「もっと“出来すぎていた自分”を認めて、悪いながらやっている自分を慰めたりすることで落ち着くと思う。ゴルフは環境、練習、そして自分の気持ちの全てがリンクしていないと上手くいかない競技だから」。今、松山に必要なのは、どれだけ上手くいった過去があろうとも、現在の自分を受け入れてプレーすることなのだろう。

 丸山がこのように感じる背景には、自身がタイガー・ウッズ(米国)という絶対的な強者と戦い続けてきた経験がある。丸山の分析では、現在の松山は自身の理想を高く設定し、現世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)らと自分をイコールで考えて戦っている。

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