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【舩越園子コラム】全米オープンみたい?だからこそ、ローズ

【舩越園子コラム】全米オープンみたい?だからこそ、ローズ

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2014年6月30日 11時23分

今季初優勝を挙げたローズ(Photo by Patrick McDermott/Getty Images)
今季初優勝を挙げたローズ(Photo by Patrick McDermott/Getty Images)
 マスターズ直前に背中の手術を受けたタイガー・ウッズの3月以来の米ツアー復帰戦となり、注目を集めたクイッケンローンズ選手権。今年に入ってから大会の冠スポンサーが変わり、聞き慣れない大会名になったが、戦いの舞台は、多くのゴルファーの目に焼き付いているはずの名門コングレッショナルだった。

「クイックン・ローンズ・ナショナル」のリーダーズボード

 「出る以上は優勝を目指す」と公言していたウッズだが、「74―75」と数字の上では惨憺たる結果となって予選落ち。ウッズ自身は「あの手術から3か月で試合に復帰できた。山ほどミスはしたが、いいショットも打てた」と、前向きな言葉を口にしていたが、米メディアは「もはやタイガーは以前のタイガーとは違う。タイガーは変わった」などと厳しい論調が目立った。ウッズの次なる試合出場は全英オープンの予定。かつて制したロイヤルリバプールでのウッズの戦いぶりに世界の厳しい目が向けられそうだ。

 さて、話を今大会に戻そう。今年の出場選手たちの顔ぶれは、大ベテランのビジェイ・シンアーニー・エルスから若手のホープ、ジョーダン・スピースジェイソン・デイまで多彩だった。が、ラフが深く、フェアウエイもグリーンもカチカチに干上がったコングレッショナルに誰もが手こずり、とりわけ最終日は上位でスタートした選手たちが、ことごとく崩れた。

 なぜ、彼らは最終日に崩れたのか。その原因の1つは、全英オープンに馳せる想いが先走ったからだろう。今大会からジョンディア・クラシックまでの3試合の上位者(今大会と次週はトップ4。ジョンディアはトップのみ)に全英オープンの出場権が与えられる。まだロイヤルリバプールへの切符を手に入れていない選手たちは、コングレッショナルから必死の戦いを開始している。

 こう書いてしまうと、下位に沈んでいる選手が厳しい戦いを強いられるのは仕方がないと思うかもしれない。だが、今大会に出場した120人の中で、すでに全英出場資格を満たしていたのは、わずか26名。それ以外は全員、今週からの3週間が勝負なのだ。今季の米ツアーではこれまで初優勝者が9名誕生しているが、その1人、韓国のノ・スンヨルは、まだ全英出場権を得ていない。全米オープンで2位に食い込んだエリック・コンプトンも、今度は全英出場に意欲を燃やしている。

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