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【舩越園子コラム】石川遼、松山英樹らの歩みに見る米ツアーの厳しさ

【舩越園子コラム】石川遼、松山英樹らの歩みに見る米ツアーの厳しさ

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2014年5月7日 11時49分

苦しみながらも成長を続ける次世代の選手たち この時間を乗り越えてこそ飛躍がある(Getty Images)
苦しみながらも成長を続ける次世代の選手たち この時間を乗り越えてこそ飛躍がある(Getty Images)
 先々週、米ツアーのチューリッヒ・クラシックで韓国のノ・スンヨル(盧承烈)が待望の初優勝を果たした。そんな彼の姿を眺めていたら、同い年の石川遼松山英樹の姿が重なり、さらには、かつて米ツアーで戦った日本人選手たちのことが思い出された。

ああ、やっぱり、みんな同じ道を辿る――。今、そう思わずにはいられない。

 ノは韓国アマチュア界を席巻し、16歳でプロ転向。年齢制限で韓国ツアーに出場できなかったため、アジアンツアーに出向いたら08年に初優勝、10年に2勝目を挙げ、欧州ツアー出場権獲得。アジアでは賞金王にまで輝いたノが、世界のゴルフ界から注目を集め、スポンサー推薦で米ツアーにスポット参戦を開始したのは19歳の春だった。

 「たぶん3年後にはメジャータイトルがいくつか取れていると思うから、それらを取った上で、僕は世界一になる」

 そう言った彼の表情や眼差しに傲慢さは感じられず、彼は心底、それができると信じているのだと思えた。だが、それからの彼が実際に歩んだのは「メジャータイトルをいくつか取る」日々ではなく、シードを維持できるかどうかの茨の道だった。そして3年後、苦労して苦労してやっと掴んだのは、メジャー優勝ではなく、レギュラー大会の優勝だった。

 3年前の19歳当時といえば、石川遼もすでに米ツアーにスポット参戦を始めていた。その石川は、常々、こう言っていた。

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