クーチャーや遼の順位は?「RBCヘリテイジ」最終結果はこちらからチェック!
最終日を首位でスタートしたルーク・ドナルドは72ホール目でバーディーを奪えば、クーチャーとのプレーオフに持ち込むことができたが、グリーン右からの第3打をチップインできず、ボールがグリーン上に静止した瞬間、クーチャーの優勝とドナルドの惜敗が決まった。
先週のマスターズは初出場者が史上最多の24名に膨れ上がり、バッバ・ワトソンがわずか3年以内に2度目のグリーンジャケットを羽織り、そしてジョーダン・スピースとジョナス・ブリクストという20歳代の若者2人が2位になった。
ゴルフ界の時代を担う顔ぶれは、どんどん変わっていくのだなと痛感させられた。新風と変化に溢れたマスターズの翌週だからなのか、それとも赤と白の灯台が昔も今も18番グリーン奥に変わらずそびえるせいなのか。今週のヘリテージは一転して妙に懐かしさを感じさせられた。
最終日はクーチャーが早々にプレーを終えてクラブハウスで後続のホールアウトを待っていたため、クーチャーを応援する「ク〜〜〜!」とドナルドを応援する「ル〜〜〜!」が直接的にぶつかり合う形にはならなかったが、90年代の名残りを感じさせるこの2人が競い合ったことが、なんとなく私にはうれしく感じられた。