昨年大会は西村優菜が最終日に首位と5打差から出て「63」をマークして逆転優勝。首位に並んで最終ホールを迎えた植竹希望は、池に入れて涙を飲んでいる。西村の連覇か、植竹のリベンジか。今年波に乗っている17歳の馬場、先週の「日本女子プロゴルフ選手権」で初優勝を挙げた19歳の川崎春花にも期待が集まる。
■国内男子「ANAオープン」(15〜18日、北海道・札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース、賞金総額1億円)
今週の男子は北の大地で、青木功、杉原輝雄、中嶋常幸、尾崎将司らレジェンドが優勝者に名を連ねる伝統の大会が行われる。
昨年の優勝者はスコット・ビンセント(ジンバブエ)。3打差を逆転してツアー2勝目を挙げた。そして、直近3試合で2度のトップ5と調子を上げている石川遼も歴代優勝者の1人。米ツアーでのシーズンを終えたばかりの小平智も帰国参戦し、レベルの高いゴルフが見られそう。
ここ2試合は22歳の河本力、23歳の大西魁斗が優勝しており、このまま一気に世代交代が進むのかどうかも気になるところだ。