きょう8月31日は、2011年の「マスターズ」王者、チャール・シュワーツェル（南アフリカ）の誕生日。1984年生まれで、きょうで38歳。今季はゴルフの新リーグ「LIVゴルフ」の開幕戦で、個人戦＆チーム戦で勝利を飾っている。

11年「マスターズ」初出場！アマチュア時代の松山英樹【写真】

アーニー・エルス（南アフリカ）が設立したジュニア育成機関出身で、2002年、18歳の時にプロ転向。自国のサンシャインツアー（南アフリカのプロツアー）や欧州ツアーを主戦場に、05年の「ダンヒル選手権」でツアー初優勝。サンシャインツアーでは、05年から3年連続賞金王に輝いた。

10年は、シーズン序盤に欧州ツアーで2週連続優勝を挙げワールドランク50位以内に入り、はじめて「マスターズ」に出場。結果は30位タイだったが、その後のメジャー3試合では、いずれもトップ20に入る実力を見せた。

翌11年は、2度の出場となった「マスターズ」を制した。首位と4打差の2位から最終日をスタートすると、出だしの1番からチップインバーディを奪い、3番では2打目を直接入れてイーグル。さらに15番からは圧巻の4連続バーディを決めて、この日のベストスコア「66」をマーク。南アフリカ勢としてゲーリー・プレーヤー、トレバー・イメルマンに次ぐ3人目の「マスターズ」制覇を成し遂げた。

これまで米ツアー2勝、欧州ツアーなど世界のツアーで13勝、16年を最後に優勝から遠ざかっていたが、今年6月、新たにスタートした「LIVゴルフ」の開幕戦で個人戦、チーム戦ともに優勝。3日間で直近4シーズンの収入を超える6億4000万円を稼ぎ出した。