ツアー選手権の優勝カップを掲げてこの笑顔
ブライアント氏は1986年にプロゴルファーに転向。初期はケガに悩まされる時期を過ごしていたが、41歳の2004年に「バレロ・テキサス・オープン」でツアー初優勝を遂げた。そして翌05年6月に「メモリアルトーナメント」で2勝目を飾ると、同年11月の「ツアー選手権」も制した。この時は2位のタイガー・ウッズ(米国)に6打差をつける圧勝だった。
2013年からはシニアツアーにも出場。「ディックス・スポーツ・グッズ・オープン」でチャンピオンズツアー初優勝を果たし、同ツアー史上1000人目の優勝者という節目の人物にもなった。
PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏は1日に、「40年以上に渡ってPGAツアーファミリーの一員であった。彼がわたしたちPGAに与えてくれた影響と遺産に、とても感謝している。彼の死を心から惜しんでいる」とコメントを発表した。ブライアント氏には妻のドナさんと2人の娘、そして義理の子供たちがいる。最初の妻であるキャシーさんを、脳腫瘍で2017年に亡くしていた。
