「タフな試合」が続いた3日間だったが、決勝トーナメントも強敵がそろっている。進出した16選手のうち、金谷の世界ランキングは最下位。「当時アマチュアで、僕が初めてPGAに出場した2019年のソニーオープンで一緒にプレーしたことがある。覚えていないと思うけど(笑)」というコリー・コナーズ(カナダ)との1回戦を迎え、突破すればコリン・モリカワ(米国)VSエイブラハム・アンサー(メキシコ)の勝者が待ち構える。
「何かもっと変化が必要。ベストを尽くして自分のゴルフに集中したい」。大学の先輩、松山英樹がエントリーを見送り、日本人唯一の出場となった。優勝まであと4戦、諦めることのない粘り強いプレーを見せることができるか。金谷の米ツアー快進撃がここから幕を開ける。
