今田竜二、愛娘、新クラブの後押し受け新シーズンに挑む

＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　事前情報◇9日◇ワイアラエ・カントリークラブ(7,068ヤード・パー70)＞

　ハワイにあるワイアラエ・カントリークラブで開催される、米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」。日本人唯一のツアーメンバーである今田竜二は今大会がシーズンの初戦。だが、今年はいつもとは違う開幕になりそうだ。

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　今田は昨年11月11日に第一子が誕生。今季は父親となって挑む最初のシーズンとなる。大事なシーズン初戦だが、愛娘のことに話が及ぶと「名前は楓理(カイリ)です。英語ではKyleigh。日本でもアメリカでも言いやすい名前ということで名前はボクが、漢字は妻が考えました。面倒見られるか不安だったけど、かわいいし、できるだけ長く一緒にいたいと思うようになりました。おむつとか無理だと思っていましたが、やってみたらできるものですね」と語り、トレードマークの白い歯をのぞかせた。

　さらに、今季から用品契約が変更となり、ドライバーはテーラーメイド、ウェッジ、キャディバッグ、サンバイザーなどがフォーティーンとなった。特にウェッジはショートゲームを武器に米ツアーで戦う今田にとって重要なクラブ。「ルール改正以降、スピンに手こずっていました。もっとスピンがかかるウェッジを探していたんです。フォーティーンが一番だった」と変更理由をコメント。契約は1本ながらピッチングウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジと3本投入するなど全幅の信頼を置いているようだ。

　家族も増え、さらに新クラブに変更して臨む新たなシーズン。待たれるツアー2勝目へ、心機一転スタートを切る。