そしてモリカワは、全英オープンのデビュー戦でチャンピオン・ゴルファー・オブ・ザ・イヤーの称号を得た10番目の男となったのだ。
ホールアウト後の18番グリーン。モリカワは「人生で最高の瞬間の一つ」と笑顔をはじけさせ、こう続けた。
「コースでゴルフファンのみなさんを見られて最高だった。あなたたちはアメージングだった!」
米国のギャラリーも素晴らしいと前置きしたうえで、モリカワは「これまで見てきた中でも最高のギャラリーだった。毎年ジ・オープンに出場し、みなさんに応援してもらうのを楽しみにする」。
新型コロナウイルスの影響により、家族や友人、ガールフレンドが同伴できなかった今大会。公私でモリカワを支えたのが、キャディのジョナサン・ジャコバックだった。
