ジョン・ラーム、今年最大の雄叫び
決定前からダスティン・ジョンソン(米国)やアダム・スコット(オーストラリア)が辞退を表明していたが、ここにきての辞退者。「五輪に出場することは名誉なことだが、フェデックスカップ(米ツアー)に向けて集中したいし、予定していた家族との時間もある。大変難しい決断だったが、南アフリカ勢の健闘を祈る」と、不参加の理由を発表した。
スペインのセルヒオ・ガルシアも辞退した一人。「人生でもっとも困難な決断の一つだった。オリンピックは大好きだし、国を代表することはいつも名誉なこと。でも、いまもっとも大事なのはライダーカップに出ること」と、9月に行われる欧米対抗戦出場を決める大事な時期であることから、東京行きを断念した。
イングランド代表のタイレル・ハットンも出場を見送った。「楽しみにしていたが、コロナによる渡航規制やスケジュールを考えると、いまはそうするべきと判断した。2024年のパリ大会に出場できるようにしたい」。
ウーストハウゼンの辞退により、クリスティアン・ベゾイデンハウトが、ガルシアの代わりにラファ・カブレラ・ベロ、ハットンの代わりにトミー・フリートウッドが次点候補として繰り上がる。