ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

10年目にして大ブレイク キッカケは「36インチのパター」と「心」【舩越園子コラム】

10年目にして大ブレイク キッカケは「36インチのパター」と「心」【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年5月31日 12時00分

終盤は15番、16番で連続ボギーを喫し、スピースとの差は1打に縮まった。しかし、グリーン左に外した17番のアップ&ダウンのパーセーブが大きかった。ショットが乱れ続けたスピースは18番の2打目を池に落として自滅。「ジョーダン・コール」の中で集中力を保ち続けたコクラックが最後は2打差で通算2勝目を挙げた。

昨年10月、コロナ禍で本来の韓国開催がラスベガス開催となったCJカップ・アット・シャドウクリークを制し、米ツアーデビューから233試合目にして、ようやく初優勝を挙げたコクラック。

あのときは「これまで何百万回も優勝争いに絡み、勝てなかったけど、僕はいつか必ず勝てるはずだ、その力はあるはずだと信じてきた」と語っていたが、今回は、あの初優勝で得た自信を胸に抱き、勝利を信じて挑んだ。

コクラックの自信の礎となっていたのは、あの初優勝のころからずっと好調さを持続しているパットだ。元ツアープロだったキャディのデビッド・ロビンソンから「もう少し長いパターに替えた方がいい」と助言され、36インチのベティナルディを握り始めて以来、「よりアップライトに立てるようになり、ストロークもしやすくなって入るようになった」と振り返った。

昨年10月の初優勝も今回の2勝目も「パットが好調になったおかげ。キャディのおかげだ」と語っていたが、勝因はそれだけではなかったはずだ。

飛んで曲がらない見事なドライビングがあったからこそ、好調なパッティングとのコンビネーションでスコアを伸ばすことができた。自信に裏打ちされた冷静なプレーぶり。アウェイに打ち勝つための忍耐と集中力。そのすべてが勝因となったが、最大の力になったのは、やはり「勝つぞ」という気概。強い心があったからこそ、ショットもパットもコントロールすることができた。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト