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47歳のウェストウッド 飛距離で惨敗も「ゴルフの未来は明るい」

47歳のウェストウッド 飛距離で惨敗も「ゴルフの未来は明るい」

配信日時:2021年3月8日 16時41分

アーノルド・パーマー招待 最終日◇7日◇ベイヒルC&L(米フロリダ州)◇7466ヤード・パー72>

1打リードの首位で出たリー・ウェストウッド(イングランド)は、最終日にブライソン・デシャンボー(米国)との一騎打ちになったが、終盤のチャンスを生かしきれず。トータル10アンダーにとどまり、逆に1打差をつけられ勝利を逃した。

パー5で1オン狙い デシャンボーが見せた脅威のパワー【動画】

16番パー5。デシャンボーがティショットを左バンカーに入れレイアップを余儀なくされたのに対し、ウェストウッドは343ヤードを飛ばしてフェアウェイセンターへ。しかし残り158ヤードと絶好のチャンスを迎えながら、ここでグリーンをショート。第3打も寄せ切れずバーディを逃し、デシャンボーに追いつくことができなかった。

最終日、デシャンボーの平均飛距離は329.4ヤードで1位。一方のウェストウッドは296.6ヤードの37位だった。「ブライソンの飛距離を見るのはすばらしかった。彼はジムで体を鍛え、その技術も磨き飛距離を伸ばした。それは簡単なことじゃない。あの飛距離は本当に武器になる。コースをパワーで抑え込んだ。みていて本当に愉快だった」と感嘆した。

“飛びすぎ”が問題となり、クラブやボールへの規制が検討されている昨今だが、ウェストウッドは「問題ではない」と言う。そして「ブライソンがやっていることは独創的。もし全員が同じことをすればそれは問題かもしれないが…。ラフを深くしたりコースを難しくすればいい。ブライソンのラフから打ったショット、9番や15番はラフの状況を見極めて“芸術”だった。それもゴルフのゲームの一部だ」と続けた。

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