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再開目前の米下部ツアー 事前PCR検査も終え、小斉平優和が抱く“不安&期待”【PGAツアー昇格目指して】

再開目前の米下部ツアー 事前PCR検査も終え、小斉平優和が抱く“不安&期待”【PGAツアー昇格目指して】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年6月8日 17時54分

室内でトレーニングを行う小斉平優和(本人提供)
室内でトレーニングを行う小斉平優和(本人提供)
今週11日(木)、米国男子ツアーが3カ月ぶりに再開される。あわせて下部ツアーのコーン・フェリーツアーも再開。今季から同ツアーに参戦する小斉平優和が、再び試合の場に戻ることになる。

これがPCR検査の様子【写真】

1月から6試合に参戦したところでコロナ禍の影響でツアーは中断。一時帰国していたが、先月の24日に渡米し、フロリダ州で待機期間の2週間を過ごしている。そして、迎える再開戦に向けて、まもなくコース入りし現地時間の月曜日から練習を再開する。

待機期間を過ごしたのはプロゴルファー倉本泰信、レックス倉本氏の自宅。「室内でトレーニングをしたり、パターマットでパターをしたり、外で素振りやネットに向かって球打ちもしていました」と最低限ではあるが、コンディションを保ってきた。空き時間には室内で映画を見たりゲームをしたりとリラックスタイムも挟みつつ、再開に向けて期待も膨らんできた。

期待と同時に、思いきり練習ができない状況に置かれていることもあって「不安もやっぱりあります」と話す小斉平だが、大会出場に向けては練習以外の準備も行っている。連日の検温はもちろん、大会入りする前のPCR検査も先週行った。リモートで専門家とつなぎながらだ液採取で10分ほど時間をかけて行い提出。「陰性でした」と胸をなで下ろした。

実戦は3月上旬以来となるため期待と不安の中での再出発。再開後の出場予定は当面2試合で、そこでの結果で出場優先順位が上がれば、以降の試合への出場も見えてくる。「技術的なこともチェックはできませんでしたし、いいか悪いかも分からない状態です。どうなるか分からないので、やれることを精一杯やるだけです」と、手探り状態で試合に臨むことになる。

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