2度目の挑戦は初日を「71」とし14位タイ発進。2日目には「74」とスコアを落としたものの楽々予選通過を果たした。31位タイで決勝ラウンドに進むと3日目は「72」。27位タイと順位を上げて最終日へと入った。
2年連続ローアマチュア目前の松山だったが、その最終日はボギーが先行すると、5番でダブルボギー。そこからズルズルとボギーを重ねてしまい、終わってみれば「80」を叩いた。6打のリードを持ってスタートしたローアマチュア争いだったが、パトリック・キャントレー(米国)に逆転を許し、悔しさをにじませた。
「これが自分の実力。この悔しさを来年返せるようにまた帰ってきたい」としたが、同年のアジアパシフィックアマでは3連覇を逃した。悔しさあふれる松山は、13年にプロ転向。するとその年にルーキーながら国内賞金王となり、14年には2年ぶり3度目のマスターズ出場を果たした。
【2012年マスターズ】
1R:71、14位タイ
2R:74、31位タイ
3R:72、27位タイ
FR:80、54位タイ
トータル9オーバー、54位タイ

