ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

日本勢が最もメジャー制覇に近づいた日 松山英樹の17年全米プロを振り返る

日本勢が最もメジャー制覇に近づいた日 松山英樹の17年全米プロを振り返る

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年5月14日 19時07分

10番パー5でも約7mを沈めてバーディを奪った松山だったが、直後、悲劇が襲う。11番でフェアウェイからの2打目を右に曲げてグリーン右ラフに。そこから1mに寄せたがパーパットがカップに蹴られてボギーとなると、12番、13番と3連続ボギーを喫した。かたや同組のジャスティン・トーマス(米国)は13番でバーディを奪い首位に浮上。両極端な状態で終盤へと向かっていった。

それでも「13番のボギーで3打差になりましたけど、最後の3ホールは難しいですし、ピン位置的にもバーディが獲れそうな気がしていたので、うまくいけばなという感じだった」と気持ちは切らさなかった。狙い通り14番、15番で連続バーディを奪い“グリーンマイル”へ。しかし、「ティショットミスとパットミス」と16番でボギーを叩き万事休す。18番もボギーで、最終的にはトータル5アンダー・5位タイで幕を閉じた。

ホールアウト後にはめったに見せない涙を浮かべた松山。「日本ツアーでアマチュアとしてやっていたときのような緊張でしたね。気持ちの部分ももっと成長しないといけないし、自信を持って打てる技術がないのかなと思った。これを経験したからといって克服できるものではないと思うし、その場数が増えていけば、それだけチャンスが増えているということだと思うので、その1回が当たるようにもっともっとチャンスを増やしたい」とこの日を振り返った。

「ここまで来た人はたくさんいると思いますし、これから勝てる人と勝てない人の差が出てくると思う。勝てる人になりたいなと思う。このギリギリのところでやれるのは楽しいですし、そこで勝てればなおさら楽しいと思う。これを次に生かしていきたい。何をすれば勝てるのか分からないですけど。一生懸命練習したいと思う」と話した日本の怪物。最後の「優勝に1番近づいた?」という質問に「最後の3ホールまで近いところにはいたので、そういう意味では近づいたんじゃないかなと思います」と目を潤ませながら、言葉をつないだ。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト