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マスターズ優勝の予兆はここにあった!? 18年最終日に見せたタイガーチャージを振り返る

マスターズ優勝の予兆はここにあった!? 18年最終日に見せたタイガーチャージを振り返る

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年5月14日 12時15分

12番ではちょっとしたアクシデント。フェアウェイから1.5mにつけたウッズに続き、同組のゲーリー・ウッドランド(米国)が放った球はピン直撃。そのまま落ちてカップに当たり、カップぎわが崩れたため修復作業。この間、「レッツゴータイガー」コールが響き渡った。そして10分ほど中断して迎えたパットを沈めてバーディ。近くで見ていたメディアも拳を握った。

13番パー3は、勢いそのままティショットを約3mにピタリ。先に打ったウッドランドのパットを参考にして放った球はそのままカップへ。連続バーディとなり、パターを持った左手を高々と上げて大歓声に応えた。

だが、次の14番はアイアンで放ったティショットを右に曲げてラフへ。2打目はラフごと強引に打ったが、グリーンには届かず。さらに手前のフェアウェイからのアプローチを約4mと寄せられず。結局、このパーパットも決まらず14番グリーンにいた全員が頭を抱えた。

だが、切り替えが早いのがウッズの魅力だ。続く15番、フェアウェイからの残り164ヤードの2打目はピンにピタリ。だが、ウッズは“直接決めたかった”とばかりにクラブを地面にたたきつけ怒りを表した。このバーディで、すぐさまトータル13アンダーに戻す。この時点で首位を走るケプカとは1打差。ギャラリーの期待も高まる。

連続バーディの期待高まる16番パー3は、約6mのバーディパットを決められずパー。右手で“もうちょい”の仕草を見せる。残すはあと2ホールとなった。

次の17番はこの日16番目の難易度。優勝に向け絶対にバーディを獲りたいホールだったが、ドライバーで放ったティショットは大きく右へ。またしてもクラブを地面にたたきつけ激昂。そのティショットが行った先は、クリークすれすれの長い草が生い茂るハザード内のラフだった。次のショットではラフごと持って行ったが、結局フェアウェイに出すだけとなる。

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