アメリカの電光掲示板がすごすぎる！ そして、ばいばいファイアーストーン【記者AはじめてのWGC＆全米プロ＃8】

今日はまさしく、はじめて生で優勝者を見ることができる記者Aだが、コース内で気になったことが、米ツアーのファンサービス。さてその内容は？

【写真】WGC最終日の模様を特選フォトで振り返る

さて、突然ですが私はゴルフトーナメントの観戦方法は大きく2つあると思っています。好きな選手の組について18ホールを見るか、それともどこかのホールに留まってさまざまな選手のプレーを見るか。では今週の私はというと、基本的には日本人選手、もしくはタイガーの組について（ギャラリーが多すぎて見えづらい）いました。そこで今日はちょっと趣向を変えて1ホールに留まってみようと12番ホール（パー3）に。すると、そこに掲示板があったのですが、これが「すごい」ということに気づきました（4日目にして今更、という突っ込みはなしで）。

基本的には、現在の順位とプレー中のホール（スタート時間）が出ているか、次に来る選手の今日のスコア、トータルスコア、そして順位が表示されています。その後、これから来る選手の今シーズンのベストフィニッシュなどのスタッツ関連が表示されます。また、何か大きな出来事が起こればニュースとして出ます。ここまでは日本とあまり変わらないですよね。

ですが、ここからがすごい。まずは「DID YOU KNOW？（どんな選手？）」という欄に、次に来る選手の今年の成績だったりと、情報が次々に出るのですが、ときには「車の中で考えるのが好き」（あとで調べたら「暇な時間に車いじりをするのが大好き」でした。英語の勉強しないと…）などといった情報が出てきたりします。ただ、眺めているだけでも十分に面白い。

それだけじゃないんです。これからパッティングをする選手が、今まさに打つくらいの距離を決める確率が表示されます。さらに今日は12番の掲示板をずっと眺めていたのですが、「これまでに12番で一番長いパットを打った選手ランキング」も表示されるんです。この写真を撮ったときには、チャーリー・ホフマン（米国）が15フィート10インチ（4.8メートル）のバーディパットを決めたことが一目で分かってしまうんです。ホフマン41歳、すごい。