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270y砲の後藤あいは“日本代表”初大会で3位 4月の『オーガスタ』に向けてスケールアップへ「軽く振って280yが目標」

日本ゴルフ協会(JGA)が派遣する海外試合の日本代表選手団を選考する場である「JGAナショナルチーム」の豪州合宿が始まった。合宿前日には、今年から新たに選出された17歳の後藤あいに取材した。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2026年2月9日 14時52分

1Wの飛距離270yを誇る17歳の後藤あい。今年から選出されたナショナルチームで腕を磨いている(撮影・田中宏治)
1Wの飛距離270yを誇る17歳の後藤あい。今年から選出されたナショナルチームで腕を磨いている(撮影・田中宏治)

日本ゴルフ協会(JGA)が派遣する海外試合の日本代表選手団を選考する場である「JGAナショナルチーム」の豪州合宿が、9日から始まった。合宿前日には、今年から新たに選出され、今年4月に開催される「オーガスタ女子アマ」の出場も決まった17歳の後藤あいに取材した。

【写真】強烈! ”ドラコン女王”後藤あいのインパクト

ドライバーの飛距離270ヤードを武器に、昨年10月の国内女子下部のステップ・アップ・ツアー「SkyレディスABC杯」で史上7人目のアマチュア優勝を果たした逸材。先週は「オーストラリア女子アマチュア選手権」(パース)で3位と健闘。今週はニュージーランドで行われる「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」に出場する。今後も続く大舞台でのさらなる飛躍を目指す。

今回の遠征に参加しているナショナルチームメンバーは、先週の「オーストラリアアマ」もしくは「オーストラリア女子アマ」に出場。今週はパースに残って合宿に入るグループと、後藤ら「アジアパシフィック女子アマ」組に分かれる。今回はニュージーランドへの移動前に話を聞くことができた。

ナショナルチームメンバーとして初めての試合となった先週を振り返り「日本代表として海外に来ているのでしっかり結果を残したいという気持ちで臨みました。トップの選手にはついていけなかったけど、自分としては満足しています」。優勝したオーストラリアの選手は4日間トータル・27アンダー。3位の後藤はトータル19アンダーだった。

収穫もあった。最終日はナショナルチームのクレイグ・ビショップヘッドコーチがキャディを務めた。「狭いホールで1Wか、3Wか迷っていたら『1Wで自信を持って打てばいいよ』とアドバイスをもらいました。悩みながら打つことがないのでいい方向に持っていけました」。最大の武器はなんといっても飛距離。これからも、迷いなくその武器を生かして行けそうだ。

今週の「アジアパシフィック女子アマ」と並んで、後藤が今春楽しみにしているのが4月の「オーガスタ女子アマ」。予選を通過すれば、最終日は男子のメジャー「マスターズ」の会場であるオーガスタナショナルGCでプレーできる。「アップダウンがすごくて、グリーンもめちゃくちゃ難しいという印象なんですけど、それを練習ラウンドでどれだけ把握できるかだなと思っています」

憧れの選手はローリー・マキロイ(北アイルランド)。昨年はそのマキロイがキャリアグランドスラムを達成する場面を日本から中継でしっかり観戦した。「一番好きなところはスイングです。飛距離が出て、アプローチ、パターも上手い。私が目指しているプレースタイルでもあります」。マキロイのようなプレーを目指すうえで、ショートゲームはこれからナショナルチームで学んでいかなければならない一番の課題。合わせてさらなる飛距離アップも目指している。

「海外で戦っていきたいので飛距離はまだまだ足りないと思っています。軽く振って280ヤードが目標です。まず飛距離がないと、方向性がとか言えないと思っているので」。春以降は推薦で国内女子のレギュラーツアーにも出場する予定。ナショナルチームで成長し、海外で経験を重ね、さらにスケールアップした姿を見られる日が楽しみだ。(文・田中宏治)

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