＜全米女子アマチュア（決勝） 初日◇9日◇ベルエアCC（米カリフォルニア州）＞
女子アマの世界ナンバーワン決定戦「全米女子アマ」は36ホールのストロークプレーを終え、上位64人によるマッチプレーへと突入。日本勢からは18位タイ（24番手）で吉田鈴（りん、日本ウェルネススポーツ大2年）、プレーオフにより56位タイ（56番手）で予選を突破した長谷川せら（ベイラー大）が1回戦を戦った。
吉田はローレン・ミラー（米国）との対戦だったが、ローレンが病気により棄権。吉田が不戦勝となり、ベスト32進出を決めた。
レイチェル・ヘック（米国）と争った長谷川は、獲られては獲り返しての攻防戦を繰り広げた。1ダウンで迎えた17番では長谷川が奪ってタイに戻し、勝負の行方はエクストラホールへ。1ホール目では互いにバーディを奪い譲らなかったが、3ホール目をバーディとしたヘックに軍配。21ホールの長丁場を戦った長谷川だが、1回戦突破は叶わなかった。
日本勢で唯一2回戦に残った吉田は、ヘックとベスト16をかけて戦う。現地時間午前7時30分（日本時間午後11時30分）にティオフ予定。あすはベスト32と16の2マッチが行われ、ベスト8が決定する。
世界アマチュアランキングでフィールド最上位の5位につける17歳、アンナ・デイビス（米国）は1回戦で姿を消した。昨年覇者の馬場咲希（代々木高3年）は今週開催の「AIG女子オープン」（全英）でプレーするため出場していない。
