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山崎泰宏が死を前に到達した境地 「家族の負担を考えたら、死ななきゃと思った」【心筋梗塞からのフルスイング】

山崎泰宏が死を前に到達した境地 「家族の負担を考えたら、死ななきゃと思った」【心筋梗塞からのフルスイング】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年5月4日 19時14分

手術が成功した後も山崎は家族を病院に呼ぶことはなく、入院中の連絡は携帯電話で行ったという。

「本当は禁じられていたんだけれど、寝る前にかみさんと娘にテレビ電話やラインで連絡をとっていました。『死ぬかもしれない』と言われたものだから、電話のたびに『パパ、大丈夫? 大丈夫?』って言っていましたね。でも俺からは、いつまでにお金を下ろさないといけないとか、住宅ローンが残っているけど俺が死んだらチャラになるから心配するなとか、土地の権利書の場所とか、そういうことばかりをかみさんに言っていました」

山崎が家族に対して、感傷的にならずに現実的なことばかりを話したのは、死をも覚悟したこの入院中に、自分と家族というものについて深く考えることがあったからだという。

「よく『生きてるだけで丸儲け』なんて言いますよね。でも、生きてるだけで一円も稼げないなら、丸儲けにはならないです。手術が成功して、数日経ったときに、先生に言ったんですよ。もし心臓の状態が酷くてこのまま寝たきりになるようなことになるなら教えてくれと。動けるうちにどこかに行って死にたいからって。もし寝たきりで年間何百万円もかかるようになったらかかるとしたら、娘の人生、かみさんの人生を奪うことになってしまう。それなら死んで生命保険でお金が下り家族に幸せを与えられるだろうから、家族の負担を考えたら、死ななきゃと思ったんですよ」。

もちろん、山崎が家族の負担にならないために自殺をしたとしたら、家族は嘆くだろう。しかし、一度死ぬことを覚悟して、自分にとって本当に大事なものは何なのかということを考えたときに、それは残された家族の幸せだと思った山崎は、そういう気持ちになるのだろう。

「せっかく生きて戻れた残された人生は、やりたいようにやろうと思いました。何かを我慢してあと10年生きたとしても、そんなことをするために生き残ったわけじゃないんだから。だから先生たちからはダメだと言われたけど、トレーニングをやらせてほしいとお願いしたんです。退院したら、家族を養っていかないといけないので」

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