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横峯さくらは“ハラハラ”ながら来季出場権を確保 「かっこいいママの姿を見せたい」

横峯さくらは“ハラハラ”ながら来季出場権を確保 「かっこいいママの姿を見せたい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年12月3日 16時54分

「69」でボーダーラインに滑り込んだ横峯さくら 右は夫の森川陽太郎氏
「69」でボーダーラインに滑り込んだ横峯さくら 右は夫の森川陽太郎氏 (撮影:福田文平)
<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 最終日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

上位30位程度に入れば、来季レギュラーツアー前半戦にほぼ出場できることが見込まれるなか、国内ツアー本格復帰を目指す横峯さくらが、そのボーダーに滑り込んだ。4日間をトータルイーブンパーで終え、QTランク21位が確定。目標とする永久シードまであと7勝のベテランは、その達成に向けて踏み出すことができる。

懐かしい! 高校時代の横峯さくらと宮里藍【写真】

3日目を終えてトータル3オーバーの42位タイ。「アンダーパーで回るのはマスト」という状況のなか、見事4バーディ・1ボギーの「69」をたたき出した。「きょうはパッティングに助けられた一日でした」。2日目、3日目に苦しむ原因となった部分を修正し、結果につなげた。

この“30位付近”というのを意識しながらのプレーが続き、「最後3メートルのバーディパットが入っていたら確実かなと思ってました(結果はパー)。タフな4日間だった。今は終わって一安心です」という声も漏れる。2009年には国内の賞金女王に輝き、米国ツアーでもシード選手として長年活躍した実力者でも、日本で初めて受けるQTは苦しい4日間になったようだ。

来季も米国ツアーの出場権を持っているため、日本ツアーの“フル出場権”が手に入らなければ、「ウェイティングしながら日本ツアーを転戦するのはリスクがある」と、確実に試合に出場できる米ツアーで戦うつもりだった。しかし、少なくとも第1回リランキングまでは、日本でプレーできる土壌が整った。

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