昨年の全国大会は、当時高校3年で2000年〜2001年生まれの「プラチナ世代」安田祐香、西村優菜、吉田優利らが熱戦を繰り広げた。プラチナ世代の次世代となる今年、ニューヒロインが誕生するか注目される。
関東は「関東高等学校ゴルフ選手権夏季大会」が軽井沢72ゴルフ東コース(長野県)で開催され、137人の出場者のうち上位36人が出場権を獲得した。優勝したのは、今年の「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」に出場した岩井明愛(あきえ)(埼玉県・埼玉栄2年)。初日69、最終日を68で回り、2日間ともに60台をキープして1打差で逃げ切った。明愛(あきえ)の双子の姉妹、岩井千怜(ちさと)(埼玉県・埼玉栄2年)も5位で全国大会への出場権を獲得している。1打差の2位に六車日那乃(千葉県・麗澤2年)、4打差の3位に堀越心愛(茨城県・明秀日立3年)がランクインした。
中国は白竜湖カントリークラブ(広島県)で予選会が開催され、栗原愛(広島県・広島国際学院3年)がトップ通過を果たした。2位に桑木志帆(岡山県・岡山理大附2年)、3位に今年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」で9位に入ったルーキーの尾関彩美悠(岡山県・岡山県作陽1年)がランクイン。全国大会でも活躍に期待がかかる。中国はシード選手の益田世梨(岡山県・岡山理大附2年)を含めた10人が全国大会に進出する。
四国予選会は北条カントリー倶楽部(愛媛県)で四国ゴルフ連盟と共催で行われ、優勝したのは1年生の都玲華(徳島県・生光学園1年)。2位に入賞したのも都の同級生の島勝ひなた(徳島県・生光学園1年)。四国は通過者7人のうち5人が1年生となった。
■緑の甲子園2019 高校女子個人の部 各地域での予選結果